2023.09.13

ビジネス

なぜ昼食後に眠くなるのか?

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お仕事をされている方であれば、ランチの後に眠くなる。
ついウトウトと、うたた寝してしまったという経験のある方は少なくないのではないでしょうか?

むしろ人生の中で、全くそんな経験ないという方の方が少なくないのでは(笑)?

今回、WEB・ITとは関係ありませんが、何故ランチ後に眠くなるのか、2つの視点で解説。
対策法も考えてみたいと思います。

目次

昼食後に眠くなる原因は血糖値

念のためにお話すると、私は特に医学に関して専門知識があるわけではないので、よく言われていることをお伝えするだけになりますが、血糖値のバランスがよく言われています。

特に食後、血糖値が上がるので、糖質の高いお米を減らそうなど、様々なコラムがでていますが、これは私の実体験ですが血糖値が上がるだけが理由ではないようです。

というのも私はハーフマラソンの大会に出るのですが、練習だと15キロから20キロほど走っても眠くなりません。ところが大会(レース)の時は決まって、10キロのレースでも激しく眠くなります。

これは私も会員登録していますが「UP RUN実行委員会」のコラムにあるように低血糖が原因と。

私はレース中に腹痛にならないために、スタート前4~5時間前にお餅を2つだけ、お雑煮にして食べます。
意外はほぼ口にせず、レース中もスポーツドリンクベースのオリジナルドリンクと、ジェルを摂りますがお腹を刺激しないように、少しずつ少しづつ。

あとはレースの極度の緊張感も加算されるのでしょうが、ゴール後はほぼエネルギーが切れた状態になり、直後に食欲が出ないタイプなので一気に低血糖になって眠くなっているようです。

ですので、食後は「高血糖になるから」というより血糖値のバランスが乱高下することが眠気を引き起こしているようです。

人間は7割の達成で満足する

これもマラソンで学んだことなのですが、同じ様に走っていらっしゃる方だとこの言葉、よく聞かれると思います。

「フルマラソンの30キロの壁」

同じ様にハーフだと「15キロの壁」。これってゴールから逆算するとほぼ7割の地点です。
まずレースに出る方は、トレーニング不足ということはあり得ないと思います。対策に対策を練ってもこの壁に悩まされますし、なんなら10キロ走るときは「7キロ地点」でキツさを感じています。

これは目標の7割を達成したところで、達成感を感じてしまい残り疲れを感じるというものだそうです。

仕事に戻すと、8時間労働だと5.5時間付近が7割地点。すなわち9時始業の方だと15時前後。ちょうど眠みのピークでないでしょうか?
マラソンの場合は対策として、頭の中でハーフを走っていても、10キロ地点で「あと半分」と思わず、練習で行う「30キロ走と比較して、まだまだ序盤1/3が終わったところ」と脳をだましながら走っています。

仕事で8時間労働で18時退勤だった場合、「20時までが勤務時間」と思うことは決してよくないですが、眠気防止という観点だけでいけばアリかもしれません。
(※思うだけで定時で終わるように仕事は進めましょう…。)

いずれにしても7割の壁が人間にあるなら、脳を「まだまだ7割に達していないよ」とダマすことで、眠気がくることを防ぐことが出来るかもしれません。

カフェインを摂取するなら適量

業務中の眠気を手っ取り早く取り除く方法として「カフェイン」がありますよね。

ただカフェインも「摂りすぎるとよくない」というのは有名な話。
日経新聞のコラムに紹介されていますが、その摂取量は体格によって異なり、コラム上では「3mg×自分の体重」とされています。

意外とコラム内の数字を見ていても流行りのエナジードリンクを1日1本飲むぐらいなら問題ない量なんですよね。

ですので、どうしても我慢ならないという時は、エナジードリンクにお世話になるのも悪いことではなさそうです。

散歩などの運動

これは会社の文化にもよりけりなので、出来る方、出来ない方に分かれるでしょうが、5分ほど会社の周辺を散歩するのも気分転換含めてオススメ。

実際、食後の眠気は血糖値のバランスが崩れてしまって起きるわけなので、運動で上がった分を下げるというのは合理的。
といえ、昼食後にマラソントレーニング並みの激しい運動を行うことは非現実的なので、散歩や意外とオススメはラジオ体操。

私も新型コロナウィルス感染症が流行しだした2020年当時、所属していた会社のチームメンバーと15時くらいになればZOOMで集まり、ラジオ体操をしていたのですが、マジメに取り組むと結構良い運動になりますよ。

個人的に効果のあったことを紹介

私も以前は15時付近、結構キツい時がありましたが、今は優等生発言でなく本当に昼間に眠くなることがほぼありません。
ちなみにどうしても…という場合はカフェイン摂取で乗り切っています。

2020年頃に所属していた会社で、リモートワークが中心になって実は眠気がほぼ無くなったのですが、これが理由として大きいかなと感じたのは、「朝イチの運動」

マラソンは2021年頃から始めたので、2020年は走っていませんでしたが、近くを散歩してから仕事を始めるように習慣が変わりました。
今はネクストソリューションズ東京オフィスにほぼ通勤していますが(弊社はリモートワークも可能です)、毎朝大体7キロ前後を走ってから出社しています。

この効果がとても高いようです。とは言え「みなさまもマラソンしましょう!」とは言えないので、少しだけ朝早く起きて、家の近くを散歩してみる。
ご家族がいらっしゃるのであれば、自宅でラジオ体操でも良いかもしれません。

何か朝イチで運動をする(スポーツである必要はないと思います)習慣を身に着けると、意外と仕事の眠気、来なくなるかもしれませんよ!

著者・編集者情報

藤江信之 (マーケティング室)

京都出身。

大学卒業後、税理士向け商社で営業マンを経験したのち、2000年代前半より広告代理店や、WEB制作会社等で主にクリエイターとして従事。
大手エネルギー会社や、大手小売店、某市地下鉄などのWEBサイトやプロジェクトに関わる傍ら、2010年頃まで、都内のWEBデザインスクールで非常勤の講師を務める。

その後クライアントワークから、自社の広報マーケティングにキャリアチェンジ。
上場IT企業のマーケティング部門立ち上げに中心メンバーとして関わり、ウェビナーや展示会の運営などを通じリード創出を行う。

人材サービス会社を経て、2023年6月ネクストソリューションズに入社。
“提案サイド”と“担当者サイド”両方を経験した知見を活かし、マーケティング室の立ち上げ中。

趣味は市民ランナー&高校野球観戦&古城跡散策のマニア。

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