2023.12.22

マーケティング

自社サイトご担当者様向け「コラム」の書き方

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ネクストソリューションズのコラムですが、今、この記事自体を執筆している私が全てオリジナルで書き上げています。

昨今AIを活用したコラム作成ツールも数多く出回っていますが、私は「下手でも人間が書くべき」という考えを持っているので、特にライターなどではない私自身が、どのようにコラムを書き上げているのか。

皆様に「模倣」して頂ける様に、ノウハウを公開します。

目次

なぜAIでなく人間が書くのか

シンプルにAIには感情がありません。プロンプトを駆使すれば…等とされる方もいますが、大量生産されたものって、やっぱり人間は見抜いていますよね?

文字ベースのSNS(XやFacebook等)でも、YouTube等でも「手抜き」した「作品」をありがたみを持って皆様は読んだり、視聴されますか?
著作権の問題や、誤情報もありますが、そもそもそれ以前に、人間は本質的に「楽しい」「面白い」と思うものを好むはずです。

単なるレポートであれば、場合によってはAIでも良いかもしれませんが、私はコラム等のコンテンツは人が書くべきだという考え方です。
下手か上手いかなんてどうでも良いのです。実際、弊社のコラムも2023年7月から始めましたが、ありがたいことに毎月、確実に「読者」の方が増えています。

私は元デザイナーなので、「元プロのクリエイター」ではありますが、文章については特にどこかで学んだわけでもなんでもありません。
それでも、こんな「文章の素人」である私の文章を読んで頂けるのは、「ネクストソリューションズに興味を持ってほしい」「純粋に皆様に役立つ情報であってほしい」「楽しく読んで欲しい」という、私自身の「想い」がこもっていると、そこは自負しています。

ですので今回、自社サイトのご担当者様向けに、私がどのようにコラムを書いているのか。

「プロのマネ」って難しいじゃないですか?ですので、皆様と同じ「素人」である私でも、このようにすればコラムぐらい書けるんだよ。といったノウハウを共有したいと思います。

ネタ作り

一番大切なネタ作りですよね。これは主に私は以下4つの方法で「ネタ作り」をしています。

  • 業界で話題になっているもの
  • 旬ではないけど、業界の定番ネタ
  • 自分の経験談
  • ひらめき

「業界で話題性のあるもの」は、どの業界でもメディア・媒体があるはずなので、そこで情報収集ができると思います。
例えば、ネクストソリューションズのWEB・IT業界であれば「AI」や「WEB関連の法規制」などですね。

次に「旬ではないけど定番」も、各業界様々あると思います。WEB関係でいえば例えば「アクセシビリティ」や「SEO」などですね。

「自分の経験談」も皆様、それぞれに「引き出し」を持っておられるはずです。
それを照れくさがらずに、書くのみです。例えば「”営業される側”から見た好ましいテレアポとは」等は、まさに私の経験をベースに作ったネタになります。

ラストの「ひらめき」は、そのまま思いついたことですが、ちなみに今読んで頂いているこの記事そのものが「ひらめき」です(笑)

下書きや構成案作成はなし

現在の弊社体制では、特に下書きなどは行っていませんが、ここは各社様々なルール・レギュレーションがあるので合わせて頂ければよいと思います。

例えば私が以前所属していた会社では、ISO9001認証を取得していたり、品質管理部などが組織として存在していたので、公開前に品質管理部にチェックを依頼するというフローがありました。

まぁ、しかしこれは「公開するフロー」の話になるので、「書き方」のHOWTOではありませんよね?
「モノづくり」そものもの工程としては、いずれにしても「一気に書く」が私の手法です。

作りながら修正をかけていく感じです。まずは頭に浮かんだものを、文字に変換していき、それによって視覚化されたものを自分で読み返し、修正を加えていきます。

時には「言い過ぎたかな…過激すぎたかな…」と思うものもあるので、公開直前まで修正は繰り返しています。

他社がすでに書いている場合

「このネタ(テーマ)でコラム書きたいけど、他社も書いているしなぁ…」と悩むことはありませんか?

私は書けば良いと思います。そしてだからこそ「AIでなく人間がコラムは書くべき」と主張するのですが、人間だからこそ、テーマは同じでも全く異なるアプローチを考えることが出来ますよね?

2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」をご覧になった、従来の時代劇や、歴史小説ファンの方であれば多少違和感もあったかもしれません。
ですが、まさにこれこそ「人間」だからこそ書ける作品であったと思います(好みか否かは別問題として)。

徳川家康という人物は、どちらかと言えば同時代を生きたカリスマ性十分の織田信長や、豊臣秀吉。またヒーローとしての立ち位置にいる真田幸村こと信繁などが主役になることが多く、天下人であるにも関わらず、脇役的で、当然演出も「信長から見た家康」「秀吉から見た家康」と言ったものが多いと感じます。そのため、家康自体が主役として、スポットをあてられた今作品だと、描かれ方が今までと違って当然です。

つまり何が言いたいかと言えば、「テーマが同じでも視点を変えれば全く違う景色に変わる」ということです。

ですから、他社が同じテーマで書いていたとしても、皆様の視点でそのテーマに切り込んでいけば、コラムの内容そのものは、他社とは全く異なるものになりえます。それこそが「AIには出来ない、人間だから書けるもの」だと思います。

今例に出した家康も、AIに明智光秀から見た、石田三成から見た…などそれなりの著名人物から書かせることは、ひょっとしたら可能なのかもそれません。ですが、それって大体予想ができますよね?

ただこれをさらに深掘りして、明智光秀の重臣・明智秀満の視点で書けば…そこは、人間でないと書けないと思いますし、そういった考え、アイデアが出せるのが人間ならではだと思います。

注意していること

私は誹謗中傷にならないことだけを注意しています。

あとはある程度バイアスがかかってもよいと考えています。この記事の最大のテーマは「AIには出来ない、人間だから書けるもの」です。どこかで読んだような、聞いたような話はAIなら、私以上に上手くまとめるかもしれません。

ですが、そんなものに本当のファンがつくとは考えていません。「嫌われないように振舞う」ことは好かれるの対ではないと思います。「毒にも薬にもならない」ものは、嫌われないかもしれませんが、好かれることもないでしょう。

私はある程度大胆な視点でコラムは書けばよいと思います。もちろん「ウソ」は論外ですが。

技術は不要

ちなみにコラムを書く上での技術はなにもないと思います。

書くうちに上手くなっていくと思います。私の文章が上手いか下手かは分かりませんし、それを評価頂くのはこれを読んで頂いている皆様です。

ただ、私は学生時代から、文章を書くこと自体は苦手ではなく、読書感想文も好きな方でしたし、バンドマンだった時代もあったので、実は作詞なんてことも色々やっていた時代がありました。なので、「自分の考えていること、思っていることを文字にする」ことは経験豊かかもしれません。

唯一、技術と言いますか会得する必要があるとすれば、「他人に読まれることを恥ずかしいと思わず、自分の思いを文章化することに慣れる」ことだけだと思います。

いかがでしたでしょうか…
思ったほど。ノウハウ伝授にならなかったかもしれませんが、それ自体がコラムを書くノウハウでしょうか(笑)

「AIがコラムを書く」ことは出来るでしょう。ですが「AIごときが自動生成したものと、人間が作り上げた感情の入ったコンテンツ」では、私は歴然とした、埋まらない差があると思っています。

ぜひ皆様も、こんな私でもコラムを書き続けているのですから、勇気をもって挑戦してみてはいかがでしょうか。

著者・編集者情報

藤江信之 (マーケティング室)

京都出身。

大学卒業後、税理士向け商社で営業マンを経験したのち、2000年代前半より広告代理店や、WEB制作会社等で主にクリエイターとして従事。
大手エネルギー会社や、大手小売店、某市地下鉄などのWEBサイトやプロジェクトに関わる傍ら、2010年頃まで、都内のWEBデザインスクールで非常勤の講師を務める。

その後クライアントワークから、自社の広報マーケティングにキャリアチェンジ。
上場IT企業のマーケティング部門立ち上げに中心メンバーとして関わり、ウェビナーや展示会の運営などを通じリード創出を行う。

人材サービス会社を経て、2023年6月ネクストソリューションズに入社。
“提案サイド”と“担当者サイド”両方を経験した知見を活かし、マーケティング室の立ち上げ中。

趣味は市民ランナー&高校野球観戦&古城跡散策のマニア。

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