2024.01.19

マーケティング

Content is king~コンテンツは王様だ

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このコラムでは度々、「コンテンツが大事」と訴えかけていますが、今回はある著名な方の言葉をお借りして、再び「コンテンツの重要性」を皆様に訴えかけたいと思います。

目次

Content is king

Content is king、日本語に訳すと「コンテンツは王様だ!」ですが、マイクロソフトの共同創業者として名高いビル・ゲイツ氏が言った言葉です。

意味を改めて考える必要すらありませんよね。言葉そのまま、「コンテンツは王様」なのです。

テレビはオワコンか?

よくSNSなどで見かけるこの論争。「テレビは終わった」のでしょうか?

当たり前のことを言いますが、「テレビ」というデバイスは別に終わったわけではありませんよね。一人暮らしだと確かに「有っても無くても」特に困らないものですが、家族で暮らしている方だと、やはりコミュニケーションツールとして、少なくとも「一家に一台」はまだあるのではないでしょうか?

「オワコン」等と言われるのは「コンテンツ」つまり「番組」が面白くなくなったということですよね。

私はここで、今の「テレビ番組」が面白いか否かは語りません。ですが実体験としてお話しすると、このコラムは1月半ばに執筆していますが、2024年に入って、テレビの電源をつけたのは4日ほどです。

元旦の「ニューイヤー駅伝」、その後、大変なことが起きた令和6年能登半島地震関連のニュース。
翌日、翌々日の「箱根駅伝」。その後は、今年の大河ドラマ「光る君へ(初回の放送日を忘れていたため、2回目から視聴)」のみです。

シンプルに私にとっては「見たい番組」がないので、電源をつけることすらありません。「オワコン」と言われてしまう背景として、「みんなが見たい」と思えるような「コンテンツ」が少なくなってしまったことに尽きるでしょう。

WEBマーケテイング成功の唯一のコツもコンテンツ

そしてWEBマーケティングも「コンテンツ」が重要です。

その代表選手の1つ、ウェビナーも同様ですね。私がそれに取り組みだしたのは、ネクストソリューションズ入社前の2020年頃。どんな「コンテンツ」にすれば良いか、当時のチームメンバーたちと、他社のウェビナーを視聴しにいき、どうすれば視聴いただく方に「有意義」な「コンテンツ」になるかを練りまくりました。

ですが現在、多くの会社がウェビナーを行うようになりましたが、失礼ですがチープな通販番組のようなものが量産されている印象を受けています。

「すぐに営業を呼んでもらって、商談したい。」

その気持ちはわかりますが、ではそのウェビナーを企画している方たちは、普段深夜の「通販番組」をどれだけ見ているのでしょうか?
恐らくはほとんどの方が見ないでしょう。なぜか?それは「面白くない」からですよね。

だったらウェビナーも同じです。「すぐに買って欲しい!商談させて欲しい!」の本音は理解しますが、露骨に出すぎなんですよ。面白くなければ、テレビと同じです。「オワコン」になりますよ。

コンテンツが認められるには時間がかかる

ここまでの話で「そんなことはない!」と言う方はまずいらっしゃらないでしょう。

ではそのコンテンツが世間に認められるまでの時間ですが、これはかなりかかると思います。分かりやすい例として、SNS(YouTube含む)を考えてみてください。投稿が1つや2つで、まだ面白いか(有意義という意味も含む)どうかも判断できない中で、チャンネル登録したり、フォローしたりはしないのではないでしょうか?(余程にドハマりした場合を除き)

要は、フォローして頂くための信頼が足りていないわけです。この信頼はすぐには得られませんよね?そして信頼は一瞬で失うものです。
継続して情報を発信していく以外に「信頼」得られる方法はありません。

下記は弊社のコラムの「読者数」ですが、スタートした7月から半年経った12月で、絶対数はまだまだ少ないのですが、それでも20倍に増えていることが分かります。
こういった地道な活動の先に、ウェビナーへの申し込みや、何がしかのサービスをご利用頂けるようになるわけです。

訪問者数
7月 23訪問数
8月 117訪問数
9月 183訪問数
10月 245訪問数
11月 375訪問数
12月 483訪問数
1月(17日まで) 386訪問数

簡単にあきらめない

まだまだ弊社のコラムの読者数も、先ほど触れたように絶対数は少ないです。
ですが、実際に開示した通り、順調に増えています。1月も半ばですでに12月に迫っているので、間違いなく過去最高値になるでしょう。

多くの企業で、「たった半年程度」で辞めていく。更新も疎かになっていくコンテンツが目立ちます。
確かに、すぐには結果は出ません。そして営業担当の方の目線では「こんなことをしていても、受注に繋がらない!」と思われるでしょう。

当たり前です。

最後にもう1人、マーケティングの第一人者であるデイビッド・ビービ(リッツカールトン等の運営を行う、マリオット・インターナショナルのコンテンツマーケティング担当)の格言をご紹介します。

「コンテンツマーケティングは初めてのデートのようなものです。自分のことばかり話していたら2回目のデートはありません。」

時間をかけてコツコツと信頼を重ねていくほかないのです。

それを怠れば、いつまでたっても「偶然」に頼ったテレアポを続ける以外、道がなくなるのではないでしょうか?

著者・編集者情報

藤江信之 (マーケティング室)

京都出身。

大学卒業後、税理士向け商社で営業マンを経験したのち、2000年代前半より広告代理店や、WEB制作会社等で主にクリエイターとして従事。
大手エネルギー会社や、大手小売店、某市地下鉄などのWEBサイトやプロジェクトに関わる傍ら、2010年頃まで、都内のWEBデザインスクールで非常勤の講師を務める。

その後クライアントワークから、自社の広報マーケティングにキャリアチェンジ。
上場IT企業のマーケティング部門立ち上げに中心メンバーとして関わり、ウェビナーや展示会の運営などを通じリード創出を行う。

人材サービス会社を経て、2023年6月ネクストソリューションズに入社。
“提案サイド”と“担当者サイド”両方を経験した知見を活かし、マーケティング室の立ち上げ中。

趣味は市民ランナー&高校野球観戦&古城跡散策のマニア。

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