2023.08.10

WEB業界

良いWEB制作会社の条件とは

  • デザイン
  • SEO
  • WEBマーケティング
  • 採用サイト
  • CMS
  • WEB広告
  • WEBサイト

WEB制作会社であるネクストソリューションズがこの記事を書けば、「どうせネクストソリューションズが良いって言いたいんでしょ?」とほぼ勘違いされると思います。

ですがこの記事で、どこの会社がダメだとか、ここが良いと言った話は一切しませんので、リニューアル先などを考えておられるご担当者様。

ぜひお気軽な気持ちで最後までお付き合いいただけると幸いです。

目次

WEB制作会社にはタイプがある

WEB(ホームページ)制作会社と一言で言っても、会社によって得意不得手が全く違います。
WEBサイトリニューアルが失敗する理由」でも「制作会社には得意分野が異なる」とお話させて頂いているので、ぜひご参考にしていただければと思いますが、まずそもそも制作会社のビジネスモデルにタイプがあるというお話をさせて頂きます。

ここでは思いっきり「最大公約数」で下記4パターンに分類してみました。
最初に断っておきますが、どのタイプが良いという話は一切行いません。

  • デザイナーなどが社員として在籍し実作業を行う「デザイン事務所タイプ
  • 自社は営業系スタッフが主流で制作はパートナーが行う「営業会社タイプ
  • 印刷物の制作が本来は主ビジネスの「印刷会社タイプ
  • 個人でできる範囲のことを行う「フリーランスタイプ

デザイン事務所タイプ

「デザイン事務所タイプ」内にはいくつかあり、大きく分けると次の2つに分類されることが多いと思います。

  • 職人タイプのデザイナー集団
  • マーケティングから制作までオールマイティ集団

職人タイプのデザイナー集団は、シンプルに技術力に長けています。業界内でも一目置かれる存在であることが多く、大手の広告代理店などからの依頼が多いケースもあり、制作実績は著名企業などが多いことも少なくありません。

続いてのオールマイティ集団
実はこれが一番多いパターンだと思います。
弊社ネクストソリューションズもこの分類に属してきます。
営業マンからディレクター、実制作を行うデザイナーやシステムエンジニア、コンサルタントなど幅広く様々なスキルを持ったスタッフが在籍しているケースが多いです。

営業会社タイプ

次に営業会社タイプも、下記3つの分類に分けてみます。

  • 内制体制も兼ね備えたプロダクトメーカー
  • 制作ディレクター集団
  • 広告代理店タイプ

プロダクトメーカーはECパッケージや、CMSなどをメーカーとして開発。
自社のプロダクトを導入する前提で、そのプロダクトに特化した制作チームを持っていることが多いです。

制作ディレクター集団は「営業マン」ではなく制作のプロの方がフロントに立って。お客様企業と見積もり交渉など「営業行為」も行いますが、デザインなどの実作業は、その会社とパートナーシップを組んでいる他の制作会社(先に紹介した「職人タイプのデザイナー集団」等)と協業で制作を進めることが多いです。

広告代理店タイプも内制チームを持っている会社もあります。制作のサポートとして、制作ディレクター集団職人タイプのデザイナー集団オールマイティ集団などと組んで協業することも多いです。

印刷会社タイプ

もともとWEB制作は新興業界です。1990年代後半になってWEBサイトを作る会社が増えていったという歴史があり、もっと古くから広告代理店なども請け負ってきた制作物は「印刷物」です。
私も元WEBデザイナーですが、デザインの勉強はDTPと呼ばれる紙などの印刷物をデザインされている先生に教わりました。

ただ時代が変わり、印刷物だけでは厳しくなっていったため、特に地方では印刷メインでWEBも制作するという会社も少なくありません。
ただ単純なWEBサイトであれば対応できたのですが、現在は基幹システムとの連携などシステムやサーバなどインフラ回りの知識も必要になってくることが多く、一般的には印刷会社の得意分野はデザインのため、システム関係が弱点の会社も少なくありません。逆にWEB制作をメインに行っている会社は印刷の知識がないことも多いので、裏側では協業しあうことも少なくありません。

フリーランスタイプ

文字通り、フリーランスでお1人で対応される方や、フリーランスの方同士で合同会社などを作って少人数で対応されるタイプです。
職人タイプのデザイナーや、ディレクターや営業だけを行うフリーランスの方もいます。

一般的には「WEBサイトリニューアルが失敗する理由」でご説明しましたが、費用が安く済むことが多いです。
フリーだからと言って、スキルが落ちると言ったことはありませんが、正直副業で簡単なものだけ対応される方から、会社組織に入りたくないだけのスーパー職人のような方もいます。

あと1人で対応されるだけに、ビジネス上のレスポンスはどうしても企業に比べると遅くなってしまうなどはあるかもしれません。

自社に合うのはどのタイプか見極めることがポイント

どの会社にも良い面も、悪い面もあります。
また自社の文化に「ノリが合う合わない」と言った要素も正直でてきます。

私自身、大学をでていますが、すぐに就職せずバンドマンとして上京。夜の歓楽街でアルバイトで生計を立てていた時代もあります。
こういった経歴を持った方も実際少なくない業界なので、正直「ヒトクセ」ある方もいるのが実際です。

ですので、自社にシンプルに相性の合う会社を選ぶことが、最後一番HAPPYな結果になると思います。

WEBサイト制作は長期間続きます

私も実際制作現場を担当していましたが、スケジュール通り滞りなく進んだ案件はほぼ無いです。
色々なことがありますし、実際私もネクストソリューションズ入社前、10年以上も前のことですが土日にお客様から電話やメールで緊急依頼をうけたり、深夜や早朝に対応。
時には東京から大阪、大阪から東京へと飛んで担当者の方に説明を行うなんてこともありました。

このように相当長く「お付き合い」が起きるプロジェクトなので「買った」「納品を待つだけ」では済みません。
お客様側にも様々な負荷がかかってきます(土日の深夜に対応したということは、その時間帯にお客様も何らかの動きがあるということですから…)。

ですので、契約を交わせば終わりではないため、シンプルにWEBサイト担当者の方と相性の良い制作会社を選ぶことが大事です。

技術は平均化、コモディティ化

私が実制作を担当していた2000年代前半などはFlashと呼ばれる技術の全盛期で、本当に各社で技術力に「差異」がありました。
ただその後起きた「CMS元年」などで、WEBサイトの制作技術は実際かなり平均化、コモディティ化していきました。

これは私が語らずとも、皆様が一番感じられることだと思います。(コーポレートサイトでエッジの効いたビジュアル表現なんてほぼありませんよね?)

ですので、どこに依頼されても最終的にアウトプットされるのは大差はありません。

作ったあとの「お付き合い」も考えて、自社にもっとも合う制作会社が、その自社にとって最も良いWEB制作会社だと思います。

ネクストソリューションズも個性豊かな性格を持っている会社ですので、ぜひリニューアルのご相談などの際はコンペに呼んで頂けますと幸いです!

著者・編集者情報

藤江信之 (マーケティング室)

京都出身。

大学卒業後、税理士向け商社で営業マンを経験したのち、2000年代前半より広告代理店や、WEB制作会社等で主にクリエイターとして従事。
大手エネルギー会社や、大手小売店、某市地下鉄などのWEBサイトやプロジェクトに関わる傍ら、2010年頃まで、都内のWEBデザインスクールで非常勤の講師を務める。

その後クライアントワークから、自社の広報マーケティングにキャリアチェンジ。
上場IT企業のマーケティング部門立ち上げに中心メンバーとして関わり、ウェビナーや展示会の運営などを通じリード創出を行う。

人材サービス会社を経て、2023年6月ネクストソリューションズに入社。
“提案サイド”と“担当者サイド”両方を経験した知見を活かし、マーケティング室の立ち上げ中。

趣味は市民ランナー&高校野球観戦&古城跡散策のマニア。

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