2023.08.24

マーケティング

SNSの企業アカウントを成功させるコツ

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企業のSNSアカウントって皆様運用されていますか?

様々な判断なども入ってくるので、必ずしも持つのが答えとも限りませんが、ここでは「やりたい」と考えておられるご担当者様に、成功させるコツを解説したいと思います。

目次

SNSで注意するたった1つのこと

SNSって難しく考えるものではないと思います。私もネクストソリューションズとしてはアカウントを持っていませんが、以前所属した求人媒体の会社では、40名ほどのフォロワーしかいなかったTwitterアカウントを、数か月で2,000名超えるほどまで増やしましたし(予算ゼロ)、あと個人で運用しているアカウントは3,000名ほどフォロワーを持っています。

フォロワーを短期で増やしたいというなら、ちょっとした裏技はありますが(後でお話します)、基本はコツコツと「ファンを作る」ことが本質。
なので難しく考えずに運用するしかありませんが、恐らくこのコラムに来られた方は、多少不安なこともあるのではないかと思います。ですので、たった1つしか注意することはないとだけお伝えします。

それは「政治的イデオロギーの話」だけは避けようということですね。

昔、北海道長万部町の公式キャラクターだった「まんべくん」がデリケートな問題についてツイートしたところ、社会問題にまで発展したということがあります。

こういった問題を起こさないためにも、個人のスマートフォンから投稿できるような状況も危険性があるので、できれば会社用のパソコンオンリーで投稿するような社内ルールを設定するほうが望ましいと思います。

投稿内容は自由

今回先にネガティブな情報をお伝えしましたが、それ以外では自由です。
どんな内容が「ウケる」かは全く分かりません。とにかく発信し続けることが大切です。キャラクター設定はあった方が良いと思います。

ただ自由ですが、SNSによって性格が変わります。例えばFacebookであれば実際に名刺交換的に知り合った方とのつながりが多かったりしますし、実名で行動されている方が多いので荒れにくい特徴はあります。
社交辞令的な要素があることは否めませんが、ビジネスの情報なども「いいね」などを得やすいと思います。

一方TwitterやInstagramは、お堅い内容は少し「ウケ」が悪いかもしれないですね。
「お堅い」というか、セールス情報ばかりと言った方が正しいかもしれません。「セミナーにきてください」「個別相談やっています」「メディア更新しました」ばかりだと面白味がないのでフォロワーは増えにくい傾向があると思います。

押し売りはダメ

どうしてもSNSなどの「飛び道具」って、商談獲得ツールのように企業は捉えがちですよね?
ただ普通に考えてください。皆様が普段フォローしているアカウントってどのようなアカウントでしょうか?

DMで商談日程を送ってほしいアカウントってありますか?ありませんよね。
基本は「コンテンツマーケティングの本質はファン作り」で解説したことと同じ。ファンになってもらい、「長い間」をかけて自社と良好な関係性を築き、いざタイミングがくれば「あの会社にコンペに参加して欲しい」といった状態を作るために、フォロワーと楽しい時間を作ることに力を入れて頂くことが望ましいです。

短期間でフォロワーを増やす方法

企業アカウントで短期間で、予算もつけずにフォロワーを増やすのであれば、相互フォローが一番早いです。
企業同士で以下のハッシュタグをつけて投稿するのが早いです。

  • #企業公式相互フォロー
  • #企業公式〇のフォロー祭り ※〇には「春夏秋冬」いずれかの季節が入ります

あとフォローしに行った後に、フォロバ(フォローを返してくれること)を求める書き込みを行うことも効果的(内容は要検討)。
積極的に「いいね」を押しにいったり、「仕掛ける」ことを怠らなければ、短期間で私も行ったように40名ほどのフォロワーを数か月で2,000名程に増やすことは難しいことではありません。

ただこれは本質的ではないので、やはり時間をかけてコツコツと「楽しく有意義な情報」を発信し続けることが大切です。

SNSは発信した者の勝ち

下記グラフは総務省情報通信政策研究所が出している「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の「【令和2年度】主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率(書き込む・投稿する)(全年代) 」です。

これをご覧頂くと分かると思いますが、実はSNSのアカウントを持っている人は多いのですが、情報を発信する側はほんの一部。
大半が「見てるだけ」の受け身であることが分かります。これ実は10年以上前からほぼ変わりません。

つまりZ世代など世代交代が起きても、本質的に「積極的に情報を広く、特定多数向けに発信はしない」ことは変わらないと言えます。

これは言い換えると、発信者の母数は元々少ない。つまり競合が少ないということです。情報を発信した者の勝ちです。
やってみたいなと思っていらっしゃっるご担当者様は、難しく考えず気軽にチャレンジしてみることをオススメしたいと思います。

著者・編集者情報

藤江信之 (マーケティング室)

京都出身。

大学卒業後、税理士向け商社で営業マンを経験したのち、2000年代前半より広告代理店や、WEB制作会社等で主にクリエイターとして従事。
大手エネルギー会社や、大手小売店、某市地下鉄などのWEBサイトやプロジェクトに関わる傍ら、2010年頃まで、都内のWEBデザインスクールで非常勤の講師を務める。

その後クライアントワークから、自社の広報マーケティングにキャリアチェンジ。
上場IT企業のマーケティング部門立ち上げに中心メンバーとして関わり、ウェビナーや展示会の運営などを通じリード創出を行う。

人材サービス会社を経て、2023年6月ネクストソリューションズに入社。
“提案サイド”と“担当者サイド”両方を経験した知見を活かし、マーケティング室の立ち上げ中。

趣味は市民ランナー&高校野球観戦&古城跡散策のマニア。

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